いきなり大都会・ロサンゼルスに引っ越してきた田舎者主婦・わにのトホホ日記


by shiro_wani
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ライラの冒険 The Golden Compass

 クリスマスを目前に、お店はラストスパート。昨日、夕方に乾電池を買いに近所の電気屋さんに行ったら、駐車場に入る車の列。つい先週、何百と並んでいた任天堂DSの売り切れサインに感心しながら中に入ったら、余りに長いレジの列見て、そのまま帰ってきました。乾電池一つに延々並ぶの、イヤ。でも今日は、買い物客の波には負けず、ショッピングモールの中の劇場へ映画見に行きました。「Golden Compass」、邦題は「ライラの冒険」です。反教会的作品として、カトリック教会がボイコットを呼びかけたというのが話題になったファンタジー大作。前評判は大きかったのに、興行成績がとほほで、打ち切りにならないうちに観に行かなくちゃ!ってトコ。
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 土曜だというのに劇場内はガラガラで、この間の「Alvin and the Chipmunks」の方が、まだ入ってた。ダメだ、こりゃ。プレビューも、「インクハート」と「ナルニア2」、「The Water Horse (邦題:のび太の恐竜…うそ)」、「スパイダーウィック」という、ファンタジーづくめ。どれもみんな、ハリポタ・シリーズの映画みたいだ。「インクハート」は、私の大好きな一作なのだけど、予告での感じは「勘弁してくれぇ…orz」でした。「泥棒の神様」映像化は、良かったのになぁ…(忍び泣)

 さて、問題の「ライラの冒険」




 やっぱ、ダメだ、こりゃ。


 背景やSFXは美しく、ニコール・キッドマンと、エヴァ・グリーンも美しく、脇役は名優が固め、お話そのものもしっかりしてるんだけど、主役の女の子が、全然「女の子」じゃない。トム・クルーズか、ニコラス・ケイジで、いいんじゃね?って感じの、強い、賢い、勇気凛々、ふてぶてしいスーパーヒーロー。どんな危険を目の前にしても全くたじろがず(ちったぁ怯えてくれたほうがカワイイのに…)、口八丁で相手を丸め込む、したたかさ。うちの息子が「ウソつくの上手いなぁ」と、感心していたわ。大きく譲って、アンジェリーナ・ジョーリー姐さんの役でしょ、これ。ライラ役の、ダコタ・ブルー・リチャーズは、将来美人になりそうな、整った顔立ちですが、子供らしさが全く感じられない。あんまり笑った顔が無かったから、そう思ったのかな。大人っぽさは、役柄には合ってるんだろうけど、全然「萌え~」は感じられませんでした。ライラ、本でも大胆不敵、なんだけど、映像にすると、そのクールなニヒルさが際立つというか…おじさん役で、ダニエル・クレイグが出ていますが、おじさんよかスパイの素質、ありそうよ。

 お待ちかねの「教会批判」に関しては、原作よりもずいぶんとウヤムヤになっており、無理やりこじつけでもしないと、悪の組織・マグネトリウム=カトリック教会とは見えません。つまんないの!騒いで、ボイコット呼びかけなんかして、宣伝しただけ無駄だったんじゃないの?って、思いました。

 ま、私的には、ニコール・キッドマンのファッションが素敵で、魔女役のエヴァ・グリーンが美しかったから、よしとするか…って、感じでした。「キングダム・オブ・ヘブン」以来、私は密かに彼女のファンなのだ。キャサ・ゼタお姉さまといい、黒髪のエキゾチックな美女、に弱い私。
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 ところで、この作品の面白いところは、教会批判と共に、人間にはそれぞれ「デモン」と呼ばれる動物が付き添い、その姿は、その人間の精神を表す、というところです。自分は何だろう?って、考えてみるのも楽しい。私は…やっぱワニ?
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by shiro_wani | 2007-12-23 08:27 | 本、映画