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いきなり大都会・ロサンゼルスに引っ越してきた田舎者主婦・わにのトホホ日記


by shiro_wani
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もっと黒猫を!

「黒猫は縁起悪い」は迷信、イタリアで啓発イベント」

 イタリアでは17日、動物愛護団体が主体となって「黒猫の日」のイベントが開かれた。
 多くの国で汚名を着せられる黒猫だが、かつて「黒猫は悪魔の手先」などとされていたイタリアでは それが極端で、「黒猫は縁起が悪い」という迷信を信じる市民によって 黒猫の殺害が横行。当地の動物愛護団体AIDAAによると、同国内では昨年1年間に推定6万匹の黒猫が殺害されたという。
 AIDAAでは、17日、国内200カ所に情報センターを設置し、道行く人たちに 黒猫に関するチラシを配ったり、嘆願書への署名を募ったりした。同団体ではまた、愛猫家として知られるローマ法王ベネディクト16世あてに、支援を求める書簡を送ったという。
引用元:exite - 世界びっくりニュース (2007年11月19日 16時54分)

 中世の時代から、迷信のおかげでずっと迷惑こうむってきた黒猫、その災難は、未だ終わっていません。イタリアでは、年間6万匹が殺害というのもショッキングですが、ここアメリカにおいても、黒猫は貰い手が付きにくく、愛護団体やシェルターで売れ残っているのは黒い子ばかり。チップをテキサスのASPCAで引き取った後、同じシェルターの「子犬幼稚園」に数ヶ月通っていたのですが、他の子猫は直ぐに居なくなるのに、黒い子猫だけはいつまでも檻の中。出産シーズンが過ぎても、中途半端に大きくなった子猫たちの檻は、見事なまでに黒猫ばかりな状況を見て、自分が猫を飼う時には黒猫にしよう、と、思っていました。で、コロラドに引っ越して直ぐ、地元の愛護団体から譲ってもらったのが、うちのクロ。下の写真が、ご幼少のみぎり。
もっと黒猫を!_f0149869_842498.jpg
 子猫のころは、よく見ると、とても濃い茶色と黒の縞で、ブラックタビー風だったのですが、いつのまにか真っ黒け猫に。

 黒猫が前を横切ったら縁起が悪いといいますが、私なんぞは一日に何度も黒猫に前を横切られまくっておる。だが、急に前を走り去られて、バランスを崩しかける以外に、なにぞ災難が降りかかったこと無い!あとは、普通に歩いていたら、カーテンの影から、黒い前足がひょいと出てきて「ひゃっ!」と、飛び上がってしまう程度である。「こらー!」と怒ると、カーテンから、超得意な顔をして、黒猫が出てきたりする。夜中に、みゃーみゃー騒ぎ立てて眠れなかったり、ミルクの入ったコップをひっくり返したりという「災難」はあっても、我が家においては、ふかふかお腹を撫でる楽しみや、膝の上がぬくぬくな喜び等々、クロが運んできたのは、幸運だと思ってます。私は猫を飼うのが初めてなので、クロ以前は、猫の楽しみというのをしらなかったのだな。

 法王が猫好きというのは、強い味方です。黒猫を虐待するのは止めましょうと、黒猫抱いて出てきてくれたら、迷信の効力も、少しは弱まるかしらん?
もっと黒猫を!_f0149869_858034.jpg
いや…微妙かな…



もっと黒猫を!_f0149869_853494.jpg

by shiro_wani | 2007-11-20 01:25 | 犬たちと猫